最近、バスケットボールの人気は急上昇中です。
そんな中、2023年8月25日には「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が開催され、2024年に開催されるパリオリンピックに出場することが決まりました。
そこで今、1番注目したいのが、日本代表選手の富永啓生(読み方:とみなが けいせい)選手です。
富永選手とは、スリーポイントシュート(以下3Pシュートと記載)成功率がめちゃくちゃ高いシューターなんです。
その実力は、NBAプレイヤー渡邊雄太選手も絶賛するほど。
そこでこの記事では、代表選手などの経歴、出身学校とその実績なども紹介していきます。
まずは、バスケの経歴からお伝えしていきます。
富永啓生(バスケ)の経歴は?
- 生年月日:2001年2月1日
- 年齢:23歳(2024年7月現在)
- 出身地:愛知県名古屋市守山区
- 身長:188㎝
- ポジション:SG(シューティングガード)
バスケ一家の中で育ったことと、バスケットプレーヤーである父親 富永 啓之の影響で、富永啓生選手は幼少期からバスケを始めたようです。
まだ小さい頃から大人用の重いボールと高いゴールで練習していたという話も聞こえてきました!
そんな富永啓生選手のバスケの経歴は、とても気になりますね。
富永啓生選手は現在、ネブラスカ大学のプレイヤーとして活躍しています。
そんな富永選手の主な経歴はこちら。
- 2017年7月 U16日本代表の強化合宿に招集される
- 2018年8月 アジアU18選手権の日本代表に選出
- 2021年4月 3×3男子日本代表に
- 同年7月 東京オリンピック日本代表チーム選出
- 2022年7月 日本代表に選出
- 2023年8月 バスケW杯に出場
- 2024年7月 男子バスケ・パリオリンピック出場
FIBAバスケットボールワールドカップ2023の日本代表最終候補25名に選ばれました。
また富永選手の話題性は、こんな意外な場所にも!
ネット上では、芸人「かまいたち 山内健司」に似ているなんて騒がれています。
そんな、今とてもホットな富永啓生選手の凄さとは、どんなところにあるのでしょうか…。
次は富永啓生選手の実力について調べています。
富永啓生(バスケ)の実力は?
「シュート”力”に関して、日本の中ではずば抜けている」
「日本では見たことがない選手」
このように評価しているのは、NBAプレーヤーの渡邊雄太選手です。
このように富永啓生選手を絶賛していることから、その実力が想像できますね。
日本選手の中でも、富永選手はずば抜けた才能があることは想像できますね。
2023年8月15日の国際強化試合(有明アリーナ)では、なんと世界ランキング36位の日本が、41位のアンゴラに75-65で勝利しました。
その試合で富永啓生は逆転劇に貢献し、チームの中で最多の20得点を奪い取る活躍も見せました。
3Pシュートを6本も決め、その成功率はなんと43%ほど。
さらに「まだまだ、もっと%を上げていきたい」と意欲を見せているから心強いですね。
富永啓生(バスケ)の出身中学高校大学は?
今、バスケ界でとても注目を集めている富永啓生選手。
どこの学校やチームでプレーをしてきたのか気になりますね。
そこで、中・高・大の出身学校と今現在の在籍先を調べてみました。
春日井市立岩成台中学校
※部活以外に「Always Jr.Basketball Team」にも所属
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桜丘高等学校
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レンジャー・カレッジ(2019年/18歳)
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ネブラスカ大学に編入(2021年/20歳)
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現在に至る
中学時代について
中学時代は、部活動以外にも愛知県春日井市にある「Always Jr.Basketball Team」というチームに所属していたようです。
中学時代の身長は当初160㎝、中学選手としては小柄な方でしょうか。
しかも足が速い方ではなかったようです。
これだけ見ると、バスケット選手にとってのプラス要素が少ないですね。
ただ富永啓生選手は、彼の強みの”シュート力”に磨きをかけることで存在感を発揮。
その結果、チームにとってはなくてならない選手になったそうです。
さらに春日井市立岩成台中学校の部活動でも活動しています。
中学3年時には、全国中学校大会3位になったそうですよ。
高校時代について
富永啓生選手の高校時代は、愛知県豊橋市にあるバスケの強豪校、桜丘高等学校です。
高校時代は、3年生時にウィンターカップ3位入賞。
その中でもすごいのが、富永選手は出場した試合すべてで35得点以上を記録し大会の得点王になりました。
さらに大会ベスト5にも選出されたそうです。
3Pシュートをたくさん打つプレースタイル以外にも、ドライブでゴール下に切り込んでシュート…などプレーパターンを広げたようです。
大学時代について
2018年8月、日本代表チームに選ばれ出場したU18アジア選手権がきっかけとなり、大学はアメリカ留学を決意。
NJCAA(全米短期大学体育協会)の1部所属の大学への進学を決めたそうです。
【2019-20シーズン】
大学時代1年目は、レンジャーに所属。
31試合出場、成績は平均16.8得点、3Pシュート成功率47.9%を記録しています。
【2020-21シーズン】
2020年11月11日以降は、ネブラスカ大へ編入して2年目へ。
27試合に出場し、平均16.3得点、3Pシュート成功率48.7%を記録。
3P成功率に関しては、前年度を上回っています。
【2021-22シーズン】
ネブラスカ大学に在籍。
この頃、新型コロナの影響で在学可能な資格が1年延長されました。
ここでは、同ポジション選手”ブライス・マクゴーウェンズ”の控えとしてのプレーが多くなります。
ですが結果30試合に出場し、平均5.7得点を上げています。
【2022-23シーズン】
同大学の同ポジション、ブライス・マクゴーウェンズ選手がNBAのドラフト指名されたことで、今シーズンは出場する機会が増えています。
富永啓生選手は2024年に素晴らしい活躍を見せています。
彼はNCAAディビジョン1のネブラスカ大学でプレイし、特にシューティングスキルが高く評価されています。
• プルアップジャンパー:富永選手は、大学バスケで今季最も効率的なプルアップシューターとして認められ、平均試投数4本で1試投あたり1.26得点を記録しています。
• 3ポイントコンテスト優勝:NCAAの3ポイントコンテストで優勝し、そのシューティングスキルを披露しました。
• NCAAトーナメント進出:ネブラスカ大学の10年ぶりのNCAAトーナメント進出に貢献しましたが、初戦で敗退しました。
• オールスターゲーム出場:NCAAオールスターゲームに選出され、9得点、3リバウンドの活躍でチームの勝利に貢献しました。
これらの成績は、富永選手が今後NBA入りを目指す上で非常に重要なステップとなるでしょう。
彼の今後の活躍に期待が集まっています。
ネブラスカ大学を卒業し、NBAドラフト2024への自動資格を獲得しました。
また、日本代表としてのワールドカップでの印象的なパフォーマンスも話題になっています。
まとめ
富永選手は特に、3Pシュートでの得点確率が高い選手です。
その確率は、なんと驚異の最高48.7%。
他にも、ドライブで切り込んでシュートするなど得点力が高い選手です。
2024年7月からパリオリンピックが始まりますので、バスケ男子の活躍が楽しみですね!