富樫勇樹の出身中学高校大学はどこ?経歴や実力も調査!

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バスケットボール男子Bリーグ〈千葉ジェッツふなばし〉に所属している富樫勇樹選手!

パリオリンピックでは、惜しくも敗退してしまいましたが、活躍は素晴らしいものでした。

留学やNBAへの挑戦を経て、ベテランの域に入ってきましたが、これまでの経歴生い立ちも、話題にのぼることが多いですよね!

そこで今回は、富樫勇樹さんの

・出身中学高校大学はどこ?

・経歴は?

・実力は?

について調べてみました!

目次

富樫勇樹の出身中学高校大学はどこ?

Bリーグ〈千葉ジェッツふなばし〉で活躍中の富樫勇樹選手の母校について、調べてみました。

新発田市立本丸中学校

新潟県新発田市にある男女共学の公立中学校。

スポーツに力を入れていて、バスケットボールや柔道個人、陸上個人などで全国大会に出場している強豪校です。

モントロス・クリスチャン高校

アメリカ・メリーランド州にあるキリスト教系の高校。

アメリカの高校に偏差値はありません。

入学難易度は、5段階中の3くらいのレベルにあたります。 

全米でもバスケ強豪校として知られていて、NBAプレーヤーを多数輩出しています。

富樫選手が在籍していた2010年には、全米2位にランクインしています。

なお、現在は閉校しています。

大学

富樫選手は、大学へ進学せず、高校卒業後は帰国の道を選びました。

本来は、全米の大学体育協会へ学費免除で進むことを目標に計画されていました。

しかし、身長やアピール不足により、それが難しくなってしまったそうです。

レベルが最も高い大学チームからオファーがあったものの、自費で進学しなければならなかったため、結果的に帰国の道を選びました。

富樫勇樹の経歴は?

富樫選手は、これまでどのような経験・実績を積んできたのでしょうか。

〈富樫勇樹オフィシャルサイト〉〈Bリーグ〉〈NumberWeb〉〈味の素×SPORTS〉〈全国中学校バスケットボール大会〉のインタビューや結果記事を基に、彼の軌跡を辿っていきたいと思います!

年代出来事
小学時代小学1年生でミニバスを始める
小学5年時に全国ミニバス大会へ出場
中学時代新発田市立本丸中学校へ入学
中学1・2年時に全中ベスト4を経験
中学3年生で全国大会優勝
U-15・U16に選出される
高校時代アメリカのモントロス・クリスチャンへ留学
2010年同校全米ランキング2位へ貢献する
プロ時代~現在高校卒業後、bjリーグ「秋田ノーザンハピネッツ」に入団し、プロ選手として活動を開始
bjリーグ 2012-13シーズンに、bjリーグ新人賞を受賞
2014年NBSサマーリーグにダラスマーベリックス(MAVS)の一員として出場。NBAチーム(MAVS)との選手契約を結ぶ
2014-15シーズンは、傘下のテキサス・レジェンズ(NBA Dリーグ)でプレー
2015年から「千葉ジェッツふなばし」でプレー
2015年から8年連続〈レギュラーシーズンベスト5〉受賞
2018-19シーズンには天皇杯3連覇に貢献
2019・21年、アシスト王受賞
19-20シーズン、レギュラーシーズン最優秀選手賞を受賞
2019年6月日本人初「1億円プレーヤー」となる
20-21シーズン、キャプテンとしてチームを初のBリーグ年間チャンピオンに導いた
2021年の東京2020オリンピック出場

FIBAバスケットボールW杯2023日本代表候補に選出される

東アジアスーパーリーグ2023-24MVP
2024年パリオリンピック出場

自然とバスケを始めた小学生時代

新潟県新発田市に生まれた富樫少年は、バスケ指導者でもある父・英樹さんや、バスケ経験者の家族の影響もあり、幼少期から自然とボールと触れ合っていたそうです。

両親に練習に連れて行ってもらったことをキッカケに、小学1年からにミニバスを始め、小学3年までは、純粋にバスケを楽しんでいたとのこと。

しかし、4年になってからは次第にバスケにのめり込むようになり、実戦に参加するようになってからは、「全国大会に出る」ことを目標にするようになったそうです。

そして、小学5年時に、初めて全国大会に出場しました。

バスケを続ける決意をした中学時代

富樫選手は、新発田市立本丸中学校へ進学し、父がコーチを務めるバスケ部へ所属します。

お父様は全国大会へ10回以上も導いてきた、名監督として有名です。

全国中学校バスケットボール大会では、バスケ強豪校として、ベスト4そして優勝を経験しました。

そして、中学2年時3年時には、アンダー15とアンダー16の日本代表選手に選出されました。

高校進学の際にも、数々のバスケ強豪校からスカウトを受けました。

これをキッカケに、「これからもバスケを続けていこう」と意識し始めたそうです。

高みを目指した高校時代

父・英樹さんの恩師であるバスケ界の名将・中村和雄氏の勧めもあり、アメリカの強豪・モントロス・クリスチャン高校への留学を決めた富樫選手。

元々高い評価を受けており、練習の雰囲気も明るかったことから、この高校を選択しています。

中学時代は、シャイな少年で有名だったものの、アメリカでは自分の殻を破って、バスケにより熱を入れるようになったそうです。

「特に僕は、この身長で、この見た目(童顔)だったので、チームメートからの『こんなやつに負けるわけがない』という雰囲気は常に感じていました。練習の時から、自分がボールを持つと、明らかに他の選手よりプレッシャーが強くなる。そういう環境が僕を成長させたんだと思っています」

【引用元】伝説となった2008年バスケ全中決勝。富樫勇樹と田渡凌、「風と刀」の死闘。(4/5) – Bリーグ – Number Web – ナンバー (bunshun.jp)

その結果、高校1年時からロスター(公式戦に出場できる所属選手の枠数)入り。

2年からはスタメンとして起用されることが増え、そのシーズンの全米ランキング2位入りに貢献をしました。

また、初めはYESとNOしか話せなかった英語の学習にも力を入れていきました。

性格的にも、シャイな性格からポジティブな性格に変わったという変化もありました。

バスケ以外の面でも、有意義な3年間を送ることができたのだと語っています。

挫折と奮起のプロ時代

高校卒業後はアメリカの大学進学を目指したものの、希望する学費全額免除の条件ではなかったため、進学を断念した富樫さん。

その後、中村和雄氏がヘッドコーチを務める秋田ノーザンハピネッツに入団しました。

高校卒業後、ブランクがあったにも関わらず、2012-13シーズンではbjリーグ新人賞を受賞するほどの活躍をみせました。

2013-14シーズン終了後、NBAへ挑戦することを表明しました。

2015年にはBリーグ、千葉ジェッツと契約を結び、日本人初の1億円プレイヤーとして活躍をしています。

▽NBA挑戦から帰国までの軌跡▽

年代出来事
2014年6月NBA登竜門・サマーリーグへの参戦を目指し渡米
2014年7月サマーリーグのロスター入りを果たす
2014年7月ウィリアム・ジョーンズカップに日本代表として出場。左足を負傷する
2014年9月アジア大会日本代表に選出される。怪我の為、控えでの起用
2014年10月ダラス・マーベリックスと選手契約を結ぶが、同月に解雇。(NBAデベロップメント・リーグのドラフト会議を回避し、マーベリックス傘下のテキサス・レジェンズに確実に送り込むための便宜上のものであったため)
2014年11月予定を変更しドラフト会議にかけられ、サンタクルーズ・ウォリアーズに指名された直後にレジェンズにトレードされる
2015年2月オクラホマシティー・ブルー戦で足首を捻挫し、その後の回復も思わしくなかったため、シーズンの残り試合全てを欠場する
2015年6月バスケ日本代表候補に選出され、強化試合3試合出場
2015年8月イタリア・セリエAののディナモ・バスケット・サッサリとプレシーズンの契約を結ぶ
2015年9月ディナモ・バスケット・サッサリがレギュラーシーズンの契約は結ばないことを発表する
2015年9月リオ五輪出場権を争う代表メンバーに選出されず
2015年9月Bリーグ〈千葉ジェッツ〉と契約を結ぶ

富樫勇樹の実力は?

身長が高い選手が有利とされるバスケットボールですが、富樫選手の小柄さは大きなハンディキャップとなります。

しかし、そんなハンデを補う高度な技術俊敏性を活かしたプレースタイルが富樫選手の特徴です。

留学先では、監督からこのチームでベストのガード(ポイントガード)になれると、称賛されるほど、その高度な技術を認められていたそうです。

▽成績(2022-23シーズン)▽

出場試合数平均出場時間フィールドゴール成功率平均アシスト数平均得点数
6029.139%5.615点

▽成績(2023-24シーズン)▽

出場試合数平均出場時間フィールドゴール成功率平均アシスト数平均得点数
6032.336.5%5.417.9点

まとめ

今回は、富樫勇樹さんの出身中学高校大学、経歴や実力について、調べてみました!

留学、NBA、怪我、天皇杯連覇と、たくさんの挫折と奮起を経験してきた富樫勇樹選手。

身長が高い選手が有利とされているバスケットボールですが、小柄な体型をカバーするために、猛烈な努力を積み重ねてきたことがうかがえます。

パリオリンピックでは、悔しい結果になってしまったものの、世界に改めて富樫選手の名が知れ渡った瞬間でした。

今後の活躍に、目が離せませんね!

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