2018年、中学2年生の時に史上最年少で全日本卓球男子シングル初優勝をした張本智和(はりもとともかず)さん。
数々の最年少記録を打ち立ててきた張本智和さんですが、今では卓球男子日本のエースとして国内外で活躍を続けています。
卓球の実力は皆さんご存じですが、張本智和さんの年収もすごかったんです!
そこで今回は、
張本智和の年収は1億円超え?
張本智和の契約金は?
張本智和のスポンサー料は?
について調査してみました。
張本智和の年収は1億円超え?
卓球選手の年収はTリーグの年俸、スポンサー料と大会賞金の合計がベースになります。
卓球選手の年収内訳
- T-リーグの年俸
- スポンサー料
- 大会賞金
選手の知名度や人気度でメディアへの出演料、指導料なども年収にプラスされます。
T-リーグの年俸
日本のTリーグ契約選手の年俸は試合の出場回数と勝利数の合計で決まります。
年俸=出場試合数+勝利数
1試合出場 100万円~
1回勝利 30万~
張本智和さんの2023年シーズンの結果は、出場回数17回、勝利数14回でした。
計算すると年俸は最低でも2,210万円になります。
スポンサー料
張本智和さんは6社とスポンサー契約を結び、スポンサー料は6,000万円前後です。
スポンサー料の相場は1社あたり、1000万円程度と言われています。
大会賞金
張本智和さんは賞金でどのくらい稼ぐのでしょうか。
2022年の結果で見てみましょう。
※1ドルは131円(2022年の平均レート)で計算しています。
- 2022 LION CUP TOP32 :優勝 賞金300万
- WTTコンテンダーザグレブ(混合ダブルス):優勝(早田ひなペア) 賞金80,000米ドル(日本円で1,048万/1人あたり524万)
- WTTチャンピオン ヨーロッパ夏季シリーズ:優勝 賞金5,00,000米ドル(日本円6,550万)
- Tリーグ個人戦 男子シングルス 優勝 賞金100万
- 第56回世界卓球選手権団体戦(男子団体):3位 賞金100万
- WTTカップファイナルズ:準優勝 2,38,000米ドル(日本円で3,128万)
- 全農CUP TOP32 船橋大会:優勝 賞金未定 副賞お米「粒すけ」一俵
- アジアカップ:優勝 2,00,000米ドル(日本円で2,620万)
賞金の合計は1億1,226万円なので、賞金金額だけで1億以上になります。
他の競技のスポーツ選手に比べて卓球選手の契約金や年俸は公開されていないケースが多いです。
元日本代表でオリンピックメダリストの水谷隼(みずたにじゅん)さんが自身の年俸について語っています。
「(2017年の)オレンブルクの頃からかなぁ。実は年俸は1億円を超えました」
「卓球年収1億円時代」の到来間近!水谷隼が年俸を赤裸々に語る理由。 – 卓球 – Number Web – ナンバー (bunshun.jp)
2017年の水谷隼さんは前年のリオデジャネイロオリンピック男子団体で銀メダル、男子シングルスで銅メダルを獲得した後、ロシアリーグでプレーをしていました。
2018年1月全日本選手権シングルス決勝で5年連続10回目の優勝を阻んだのが張本智和さんです。
卓球のTリーグの開幕前、卓球の認知度も現在よりも低かった2017年に水谷隼さんの年俸が1億を超えていたことから推測するに、日本男子トップの実力を持つ張本智和さんの年収が1億以上あっても不思議ではありません。
張本智和さんの年収は1億円を超えているのは確かでしょう!!
張本智和の契約金は?
日本では2022年から卓球Tリーグチーム「琉球アスティーダ」と契約を結んでいます。
Tリーグでは選手の実力を4つのランク(Sランク、AAAランク、AAランク、Aランク)に分けて試合を行いますが、張本智和さんは一番上のSランク選手です。
契約期間は3年です。
東京オリンピックで団体男子で銅メダルを獲得しましたが、金メダルを目指していた張本智和さんには悔しさの残る大会でもありました。
次のパリオリンピックに向けて環境を変える事から始めた張本智和さんは琉球アスティーダへの移籍を決めました。
創設3年目の2021年にTリーグを優勝した琉球アスティーダは「世界を獲りいくよ。」がスローガンで、パリオリンピックでメダル獲得を目指す張本智和さんを全力でサポートしています。
練習環境以外に、国際大会参加へのフォローだったり、都内での練習サポートも行っています。
張本智和さんは2022年からヨーロッパでナンバーワンの実力国、ドイツ・ブンデスリーガの「ノイ・ウルム」から欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場しています。
海外でのプレーも強くなるために張本智和さんが自ら選んだ道ですが、琉球アスティーダのサポートも無くてはならないものでした。
契約金は公表されていませんが、3年契約で年俸が少なく見積もっても2,000万円を超える張本智和さん。
契約金が3,000万以上であることは間違いないでしょう。
張本智和のスポンサー料は?
張本智和さんとスポンサー契約している企業は6社になります。
スポンサー料は1社あたり1,000万円程度といわれています。
単純計算で張本智和さんのスポンサー料は6,000万円になります。
張本智和さんはどんな企業とスポンサー契約を結んでいるのでしょうか。
トヨタ自動車(株)
2019年5月から、張本智和さんの高い目標と大きな夢を持ち、挑戦し続ける姿勢に共感しスポンサー契約を結んでいます。
TOYOTAロゴ入りのユニフォームで個人大会に出場しています。
FPG
2017年からスポンサー契約を結んでいます。
FPGは金融で未来を拓く、ファイナンシャルパートナーを目指している企業です。
妹の張本美和(はりもとみわ)さんも同じくスポンサー契約を結んでいます。
学研
張本智和さんは小学1年生の時、学研教室に入会します。
学研教室のテストで上位をキープし、中学生の頃は海外の遠征先では学研のテキストを使って勉強していました。
2017年に学研の広告キャラクターに決まり、CMにも出演しました。
CISCO
2017年にアスリートアンバサダー契約を結びます。
シスコは、ITのリーディング カンパニーとして、ネットワークの力であらゆるものを安全につなぎ、日本のデジタル変革に貢献していくというビジョンを持っています。
海外遠征の多いアスリートに対し、シスコが得意とするコミュニケーションやデータ分析のテクノロジーを提供することで「戦い方改革」を支援しています。
BUTTERFLY
卓球用品メーカー、BUTTERFLYの契約選手です。
契約選手はバタフライ・アドバイザリースタッフと呼ばれ、世界中で活躍する超一流プレーヤーだけではなく、コーチたちもサポートしています。
トップレベルの経験を生かしてバタフライ卓球用品の開発へのアドバイスを行ったり、講習会・イベントに参加することで多くの卓球ファンに夢と勇気を与えています。
張本智和さんのご両親もバタフライ・アドバイザリースタッフです。
張本卓球場
張本智和さんのご両親が経営されている卓球場です。
約200平方メートルのフロアには6台の卓球台が並び、柱がない特殊構造が自慢です。
仙台を卓球王国にする夢をいだき建てられた卓球所で、張本智和さんのご両親は若手選手の育成を続けています。
学研や張本卓球所のように幼少期から張本智和さんの応援を続けている企業と、TOYOTAのように世界的規模で活躍している企業がスポンサーをされています。
まとめ
これまで張本智和さんの年収、契約金、スポンサー料について調査してきました。
張本智和さんの年収は1億円以上
契約金は3,000万円以上
6社とスポンサー契約を結び、スポンサー料は6,000万
勝つために努力を続けている張本智和さん。
そのひたむきな姿勢が多くの人の心を動かし、サポートの輪も広がっています。
卓球の実力以外に人間力も備わった張本智和さんのこれからの活躍を応援していきましょう!!