須崎優衣(すさきゆい)さんは女子レスリングの選手で、パリ五輪への出場が決まっています。
須崎優衣さんは中学から大学まで、レスリングに打ち込める学校を選んでレスリングの実力を高めました。
本文では須崎優衣さんの学歴を詳しくまとめていきます。
須崎優衣の学歴まとめ!
須崎優衣さんの学歴を中学、高校、大学とまとめていきます。
- 中学:松戸市立六実中学校→北区立稲付中学校
- 高校:安部学院高等学校
- 大学:早稲田大学スポーツ科学部
小学生のときからレスリングで優秀な成績を残していた須崎優衣さん。
中学以降の進学先もレスリングの練習環境を重視した結果になっているようです。
中学時代は、一般的な公立中学である松戸市立六実中学校に入学した後、レスリングの練習環境も整っているJOCエリートアカデミーに入門、それをきっかけに近くの中学である北区立稲付中学校に転校しています。
高校と大学はそれぞれ、東京の安部学院高等学校、早稲田大学に進学。
スポーツに打ち込みやすい私立の学校で、須崎優衣さんのレスリングへの情熱が伝わってきますね。
次の項目ではそんな須崎優衣さんの中学以降の学歴を、それぞれ詳しく見ていきます。
須崎優衣の出身中学校はどこ?
須崎優衣さんが通った中学は2つあります。
地元千葉の松戸市立六実中学校と、のちに転入した北区立稲付中学校です。
松戸市立六実中学校
須崎優衣さんが最初に入学した松戸市立六実中学校は、須崎優衣さんの地元千葉県松戸市にある公立校です。
おそらく地元の学区内にある一般的な公立校に進学したという感じでしょう。
しかし須崎優衣さんは中学2年生の時、JOCエリートアカデミーに入門することになります。
JOCエリートアカデミーは日本オリンピック委員会が有望選手を集めてエリート教育を施す全寮制のスポーツアカデミーです。
アカデミー生は、ナショナルトレーニングセンターという設備の整った施設で練習を積むことができます。
アカデミーは前述の通り全寮制で、施設は東京都北区にあります。
そのため須崎優衣さんは、アカデミー入門と同時期に東京の中学校に転校しました。
北区立稲付中学校
須崎優衣さんが転入した北区立稲付中学校は、東京都北区にある公立校です。
JOCエリートアカデミーの施設と同じ北区にある点から選ばれたのではないかと思われます。
須崎優衣さんはこの中学生の3年間で、レスリングの全国中学生選手権と全国中学選抜選手権をそれぞれ3連覇、中学6冠を達成しており、すでに日本トップクラスのレスリング選手として頭角を表していました。
さらに、須崎優衣さんは日本レスリング協会が指定する、東京オリンピックの強化選手となるターゲット選手に中学生でただ1人選ばれるなど、すでにこの時期からとんでもない選手だったようです。
レスリングの練習のために転校を選択している須崎優衣さんですが、これほどの実力がある方なら納得ですよね。
これほど若い時から、レスリングに打ち込める環境を選び、レスリングにストイックに向き合うなんて、かっこいい生き方です。
須崎優衣の出身高校はどこ?
須崎優衣さんの出身高校は安部学院高等学校です。
安部学院高等学校は私立の女子校で、その校舎は東京都北区に位置しています。
安部学院高等学校の偏差値は39ほどです。
中学でレスリングの実力を遺憾なく発揮してきた須崎優衣さんは、高校でもレスリングに打ち込める環境を選んだようです。
というのも、安部学院高等学校はレスリング部が有名で、プロレスから競技レスリングまで多くのレスラーを輩出しています。
須崎優衣さんは中学1年生の時から積み重ねてきた連勝記録がこの高校生の時まで続いていました。
ところが高校1年生で出場した、シニアの日本一を決める全日本選手権、決勝戦で7歳年上の選手に敗北し、連勝記録が83で止まってしまったそうです。
記録が止まってしまったのは残念ですが、このエピソードには須崎優衣さんのすごさが凝縮されていますよね。
高校1年生でシニアの全国大会決勝に進んでいることも凄いですし、そこに至るまでに83もの連勝を積み上げていたという点も素晴らしいですよね。
須崎優衣さんの天才ぶりがうかがえるエピソードです。
ちなみに次の年には全日本選抜レスリング選手権大会で、前年負けてしまった相手に見事勝利し雪辱を果たしています。
この時の優勝は、のちのオリンピック金メダリスト土性沙羅さんに次ぐ2番目の若さでの優勝だったそうです。
高校在学時にはアジア選手権や世界選手権といった国際大会でも優秀な成績を収めており、高校生での世界選手権は伊調馨さん以来の快挙でした。
大会に出るたびに逸話を作っている気がしますね。
中学生の時の勢いそのまま、高校でもその勢いが衰えることはなかった須崎優衣さん。
その後の進学先はどうなったのでしょうか。
次の項目で見ていきます。
須崎優衣の出身大学はどこ?
須崎優衣さんの出身大学は早稲田大学です。
早稲田大学は言わずと知れた東京の名門私立大学で、学生のスポーツ活動も盛んです。
須崎優衣さんはこの早稲田大学のスポーツ科学部に進学しました。
早稲田大学スポーツ科学部の偏差値は65といわれています。
やはり大学でもレスリングに打ち込むことのできる環境を選んだようです。
早稲田大学スポーツ科学部は多くのアスリートを輩出しており、その競技は多岐にわたります。
須崎優衣さんはこの早稲田大学のレスリング部に所属して、レスリング選手としての活動を続けました。
大学在学中の2021年には、東京オリンピック出場を果たします。
その上開会式では日本選手団の旗手という大役も務めました。
東京オリンピックでは見事女子レスリング50kg級で金メダルを獲得。
功績を讃えられ、紫綬褒章が授与されました。
大学卒業後はキッツに所属して、レスリング選手の活動を続けています。
2024年に入ってから、見事パリ五輪出場も決まり、東京五輪からの2大会連続金メダルに期待がかります。
まとめ
これまで須崎優衣さんの学歴をまとめてきました。
- 中学:松戸市立六実中学校→北区立稲付中学校
- 高校:安部学院高等学校
- 大学:早稲田大学スポーツ科学部
須崎優衣さんは中学生の時からすでにレスリングの実力を発揮し、中高大とレスリングに打ち込むことのできる学校を選んできました。
パリ五輪では女子レスリング50kg級での出場が決定しており、金メダルへの期待がかかります。