ブレイクダンサーの湯浅亜実(ゆあさ あみ)さん。
ダンサーネーム「B-Girl Ami」で活動しています。
国内外の大会で優勝している湯浅亜実さんは、2024年7月に開催されるパリオリンピックの代表に見事内定。
パリオリンピックから新種目として追加された、ブレイクダンスでの優勝を期待されています。
湯浅亜実さんのプロフィールや経歴が気になる!といった声が。
そこで今回は、ブレイクダンスとの出会いについてもご紹介していきます。
湯浅亜実のwikiプロフィール!出身や年齢・身長体重は?
湯浅亜実さんのプロフィールは以下の通りになります。
- 湯浅亜実
- 1998年12月11日生まれ
- 25歳(2024年7月時点)
- 埼玉県出身
- 153㎝
- 体重非公開
2024年注目の女性とも言われる、日本の若きブレイクダンサーです。
湯浅亜実の経歴は?
初めての大会優勝は、2018年、スイス・チューリッヒで行なわれたRed Bull BC OneのB-girl部門です。
Red Bull BC Oneは、レッドブルが2004年から主催しているブレイクダンスの世界大会。
2018年の大会からB-girl部門が創設されて、湯浅亜実さんは初代女王になりました。
2019年には中国・南京で開催された第1回WDSF世界ブレイキン選手権に出場して初優勝。
この大会は2019年から世界ダンススポーツ連盟(WDSF)が主催するブレイクダンスの世界競技大会で、湯浅亜実さんは初代女王となります。
同年9月、ハンガリー・ブダペストで行なわれた第1回世界アーバン大会で優勝。
アーバンスポーツとは、BMXやスケートボード、ブレイクダンスといった都市型スポーツのこと。
ここでも、初代女王に輝きます。
2019年当時駒沢大学在学中だったため、このニュースは駒沢大学の広報課でも取り上げられていました。
2020年11月には、第2回全日本ブレイキン選手権オープンのBGIRL部門で優勝。
優勝後のインタビューでは、緊張してとても疲れたけれど、最初から最後まで楽しめたと語っています。
また、長い大会の過程でラウンドをこなすことで、全てが今後のステップに繋がったとも。
そして2021年フランス・パリに開催された、第3回WDSF世界ブレイキン選手権では残念ながら準優勝。
しかし、お姉さんのAyuさんが3位だったことから姉妹で表彰台に上がります。
湯浅亜実さんは、自分自身と緊張に打ち勝ちステージでベストを尽くすことが最も難しいことだと語っていました。
2022年7月、アメリカで開催された国際総合大会ワールドゲームズでは、金メダルを獲得。
国際総合大会ワールドゲームズは、オリンピックに採用されていない競技種目の国際競技大会です。
2022年10月、韓国・ソウルで開催された第4回WDSF世界ブレイキン選手権で2連覇を果たします。
実は大会の1か月ほど前に右手首を痛めていた湯浅亜実さん。
怪我をした後は気持ちが落ちることもありましたが、今は休みが必要なんだとポジティブに捉えられるように。
決勝まで来て勝ちたいという気持ちが強くなりましたが、その中でもきちんと自分の戦い方ができたと語っていました。
バトルに勝利することはもちろんですが、世界中の人々と出会うことが1番のインスピレーションになっているとも語っています。
2024年のパリオリンピックから新種目となったブレイクダンス。
カルチャーだったブレイクダンスがオリンピック種目になったことについて、正直戸惑いもあったそうです。
しかし、ブレイクダンスがスポーツになったとしてもやることは変わらないと思い直しています。
自分のスタイルがスポーツとカルチャーの垣根を越えて、どれだけやれるのか挑戦してみたいとも語っています。
また、競技性が増していることから怪我をしない身体づくりを意識するようになったとか。
自分が今できる全力を尽くして、オリンピックに繋げられたら嬉しいと語っています。
湯浅亜実のブレイキンとの出会いのきっかけは?
湯浅亜実さんは、小学1年生の時に4歳上のお姉さんの影響でヒップホップを習い始めます。
そして小学5年生、10歳の頃にブレイクダンスと出会いました。
ダンススタジオの発表会で観た、ブレイクダンスに魅了されます。
初めて習得したパワームーブは、ウィンドミル。
パワームーブとは、ブレイキングから派生したスタイルの1つでアクロバティックな動きが特徴のダンス。
中でもウィンドミルは、背中や肩を使って回転するものです。
ブレイクダンスの練習は夜遅くから始まるので、終電を逃すことも多かったとか。
そのため、学生時代はお母さんに神奈川県溝の口まで車で送迎してもらっていました。
神奈川県溝の口はダンスが盛んな街として有名で、ダンススクールは約20か所あります。
湯浅亜実さんの出身は先述したように埼玉県です。
埼玉県から神奈川県までは約60㎞、片道2時間はかかっていたとか。
お母さんはその当時仕事をしていたので、おそらく寝ていなかったのではと湯浅亜実さんは振り返っています。
2024年7月時点では、神奈川県川崎市に住んでいるそうです。
湯浅亜実さんは、オールラウンダーのダンサーのタイプ。
パワームーブはもちろん、立って踊るトップロックなどすべての要素がハイレベル。
その中で、格好いいと思ってもらいたいのが1番の軸だと語っています。
存在として格好いいと思ってもらえることが目標だとも。
とことん自分のスタイルを貫き通す湯浅亜実さん。
だからこそ、どんなに高度な技ができたとしても自分自身が格好いいと思えなかったら絶対に使わないのだそうです。
まとめ
これまで、湯浅亜実さんのプロフィールや経歴、ブレイクダンスを始めたきっかけなどをご紹介してきました。
- 2018年から国内外の大会で優勝している
- 小学5年生の時にブレイクダンスに出会う
- オールラウンダーのダンサータイプ
パリオリンピックは2024年7月に開催されます。
新種目ブレイクダンスで、果たして湯浅亜実さんは金メダルを獲得できるのか注目ですね。
パリとの時差は7時間、寝不足は必至です。
みんなで応援しましょう。