2024年のパリオリンピック飛び込み競技代表の1人に選ばれた玉井陸斗(たまい りくと)選手。
数々の大会で記録を残す玉井選手ですが、他の選手と表彰台に立つ姿を見た時に小柄な印象を感じた人は少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、
【2024年最新】玉井陸斗の身長は伸びた?
玉井陸斗の身長が伸びない理由は?
玉井陸斗の身長の推移は?
をまとめてみました。
【2024年最新】玉井陸斗の身長は伸びた?
2024年現在、玉井選手の身長は160cmです。
この情報は、玉井選手のマネジメントを行っている株式会社SPORT Edgeの公式サイトに掲載があります。
玉井選手は2024年現在17歳ですが、文部科学省から発表されているの学校保健統計(令和4年度)によると17歳の男性の平均身長は170.7cmとされています。
そのため、玉井選手の身長は17歳男性の平均よりも10cmほど低いことがいえますね。
アスリートの体格はスポーツにおけるパフォーマンスに大きな影響を与えます。
多くの競技で体格は大きいほうが有利とされていますが、玉井選手が取り組んでいる飛び込み競技では小柄であることは利点が多い競技とされています。
その理由は、以下の3点です。
- 重心の低さ
- 回転のしやすさ
- 空気抵抗の少なさ
重心の低さ:小柄な選手は重心が低くなり、体幹の安定感が高まる傾向にあります。
これにより、空中でのバランスを保ちやすくなります。
回転のしやすさ:身体が小さいと、回転する際に慣性が小さくなるため動作がスムーズに行えると言われています。
これにより複雑な回転技を行う飛び込み競技では優位になるとされています。
空気抵抗の少なさ:小柄な体型は、飛び込む際の空気抵抗を受けにくくなるとされています。
これにより落下中の身体の制御がしやすくなるとされています。
これらの理由から、平均的な17歳男性よりも小柄な玉井選手は飛び込み競技で有利な体型であると考えられます。
玉井陸斗の身長が伸びない理由は?
玉井選手の身長については同年代の男性よりも10cmほど低いということが分かりました。
身長が低いことを「低身長」と言いますが、低身長は定義が決まっていて、17歳男性の基準では約158cm以下が低身長の目安とされています。
玉井選手の身長は2024年現在で160cmであるため、低身長には含まれませんがそれに近い状態といえますね。
身長が決まる原因は8割が遺伝であると言われています。
玉井選手の両親はメディアに登場することがないので、はっきりした情報はわかりませんが、父親の玉井隆司さんは2019年に行われた「第2回 服部真二賞 授賞式・レセプションパーティー」に参加されており、その時の画像から170cm前後と推測されています。
玉井選手の母親についての情報はありませんが、もしかしたら小柄な女性なのかもしれません。
また、身長は隔世遺伝するので、両親だけでなく祖父母の世代にも小柄な人がいた可能性も考えられます。
他にも身長が伸びない理由として生活習慣の乱れやストレス、病気などが挙げられます。
しかし、怪我防止のために自転車に乗らなかったり、大会が迫ると体育の授業の球技は見学したりするなど徹底したリスク管理をしている玉井選手なのでこれらの点は考えにくいと思われます。
ネット上では玉井選手の鍛え上げられた肉体を理由に身長が伸びていないのではないかという声があります。
「子供の頃に筋肉を鍛え過ぎると身長が伸びない」という説は昔からよく言われていますよね。
ただ、科学的に筋肉量が身長の成長に影響を与える明確な証拠は見つかっていません。
むしろ運動は成長ホルモンの分泌を促して身長を伸ばす効果があるとされています。
玉井選手の身長が低い理由は遺伝的要因だと考えられ、飛び込み選手としてトレーニングを行っているからではないようですね。
玉井陸斗の身長の推移は?
最後に玉井選手の身長の推移を見ていきます。
2019年(13歳):身長143cm、体重36kg
日本室内選手権飛び込み競技大会で優勝した時の情報です。
当時から玉井陸斗選手は小柄な少年でしたが、すでに筋肉質で引き締まった肉体を持っていました。
2020年(14歳):身長152cm、体重46kg
1年間で身長が9cm伸び、体重は10kg増加しました。
成長期の真っ最中という感じでこの頃に声変わりも始まっていたそうです。
2021年(15歳):身長155cm、体重51kg
身長は3cm伸び、体重は5kg増加しました。
1年遅れで行われた東京オリンピック2020に出場した時の情報です。
新型コロナウイルスによる開催延期のため最年少出場記録を取れなかったのは苦い経験でしたね。
2022年(16歳):身長160cm、体重55kg
身長は5cm伸び、体重は4kg増加しました。
シニアデビューした2019年から約3年で身長は17cm、体重は19kg増加しました。
デビュー当時からすでに筋肉質だった身体は肉体改造でさらに引き締まり、落下中の回転の安定性や飛び込み時の衝撃への耐久性が更に向上したそうです。
一般的に、思春期を迎えると12歳から14歳の2年間で年間約7cm〜8cmのペースで身長が伸びると言われています。
その後、17歳を迎える頃には身長の伸びが緩やかになっていき、次第に成長が止まってくることが多いようです。
小柄な玉井選手ですが、飛び込み選手として台頭してからの身長の成長率は平均的に推移しているようです。
まとめ
今回は玉井選手の身長は伸びたのか、身長の推移についてまとめてみました。
2019年に高飛び込みの大会で優勝した際、12歳の玉井選手は身長143cm、体重36kgという小柄な少年でした。
2020年には身長152cm、体重46kgに成長。
2022年には身長160cm、体重55kgとなり、シニアデビューから約3年4ヶ月で身長は17cm、体重は19kg増加しました。
玉井選手の身長は同年代男性の平均値よりは10cmほど小柄ですが、思春期を迎えた後の身長の成長率でみるとほぼ平均通りに推移していることがわかりましたね。
玉井選手の今後の活躍に注目していきましょう!